手術とタバコ

今日も一日お疲れ様です。

 

毎日、知らなかった事を調べて書いていくコーナーです。

 

今日は手術とタバコの関係について。

 

調べていくと

タバコってほんとにいろんな悪さするなー。

ってつくづく思う内容が多くあった。

 

まず大前提として、

喫煙は血液循環に重大な影響がある。

心拍数や末梢血管抵抗、血圧、心拍出量、冠状動脈血流を増やす

 

、、、。もうこの時点でオペと関係なく普通に悪すぎるけど。笑

 

まずオペと一番関連するところでいくと

 

1.術後感染リスクの増加

 

科学的根拠は十分じゃないらしいが、いくつかの研究で

栄養状態の悪い患者」と共に「喫煙者」において術後感染のリスクが優位に高いことがわかったらしい。

術後感染ってなんか医者側がミスったみたいに感じちゃうけど、ちゃんと患者側にも非がある事があるってことか。

 

喫煙者ってだけでなんか栄養状態悪そうな感じするけどね。笑

 

 

2.骨の癒合不全または癒合遅延のリスク増大

 

これはオペと少しズレるけど、ある研究によると

「43%の喫煙者でレントゲン学的治癒が遅れ、完治までの平均期間は非喫煙者に比べ70%長かった」

としている。

 

癒合不全及び癒合遅延の原因として、

ニコチンが悪いらしい。

 

骨折では、骨折した部位の血管が損傷してしまうためその周囲は阻血を起こす。

そのため早期の新生血管再建や血流増加が重要なのだが、

ニコチンは早期の血行再建抑制するらしい。

それによって骨癒合が阻害されていくらしい。

 

ほお〜。勉強になるわ。

 

他にも、

・喫煙患者では術後血管閉塞の危険が高く、遷延治癒や血栓形成のリスクがある

・手術直後の喫煙は、創縁の循環不全による創傷癒合不全を招くため禁止すべき

・腰痛症との関連あり

 

色々ありましたがとりあえずこんなもんで。